🔳 🔳 🔳


Primary

⁀➴

【自然】しぜん ▫ᴶᴬ|定義|1st|20250808175107-00-⌔

自然 - ウィクショナリー日本語版

日本語

📊 ➺ 📊 ➺

名詞・形容動詞

自然 (しぜん) (古: じねん)

  • あるがままであること。人の意思を持った行為により、変化が加えられていないこと。無為。
    • その晩は、傍へ置いたまま、私は私で読書をはじめた。忘れてしまって身体を動かすとまた跳び込んだ。最も自然な状態で本を読んでいるところを見られてしまったのである。(梶井基次郎『交尾』)
    • 自然な日本語文
  • ある物事の因果やある人の行動に、不思議さや納得がいかないものがないこと。
    • けれ共、作品としては自然と出来上ったもので、故とらしく教訓を狙って書いたものではないが、自然と出来上った其作品の中に於て、余は如上の教訓を認め得たと云うなれば、私は作家として満足である。(夏目漱石『予の描かんと欲する作品』)
    • 一身の利害のためには主を売り友を売り妻子を売り、掠奪暴行、盗賊野武士から身を起して天下を望むのが自然であるから時代の道徳も良識もその線に沿うてゐるのは自然である。(坂口安吾『家康』)

📊 ➺ 📊 ➺

名詞

自然 (しぜん) (古:じねん)

  • 人の社会を取り巻く、人為を介さない環境一般。
    • もしも自然というものが地球上どこでも同じ相貌を呈しているものとしたら、日本の自然も外国の自然も同じであるはずであって、従って上記のごとき問題の内容吟味は不必要であるが、しかし実際には自然の相貌が至るところむしろ驚くべき多様多彩の変化を示していて、ひと口に自然と言ってしまうにはあまりに複雑な変化を見せているのである。(寺田寅彦『日本人の自然観』)
  • (じねん) (仏教) 万物が現在あるがままに存在しているものであり、因果によって生じたのではないとする無因論のこと。仏教の因果論を否定する外道の思想のひとつ。

発音

  • (東京式) しぜん [shìzéń] (平板型 – [0])123
  • IPA: [ɕizẽ̞ɴ]

Printed 2026-06-28.

(echo:: @ )

Footnotes

  1. 『大辞林』松村明編、三省堂。

  2. NHK放送文化研究所 (2005) NHK 日本語発音アクセント辞典新版, 日本放送出版協会, →ISBN

  3. 金田一京助ほか (1997) 新明解国語辞典, 第5版, 東京: 三省堂, →ISBN

Link to original

Secondary

• • •