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【救う】すくう ▫ᴶᴬ|定義|1st|20250825175107-00-⌔
日本語
動詞:掬う
- 液体や粉などの一部分を手や椀などを用いて下から取る。
- 手で水をすくう。
- そしてそのたびに柄杓が水をすくうように、デッキは波浪をすくい込んだ。(葉山嘉樹『海に生くる人々』)〔1926年〕
- 章は渇きを覚えたので、水を飲もうと思って岩の後ろへ廻り、そこへ来た時にちらと見てあった、岩の裂目からしたたり落ちている水を掌に掬うて飲んだ。(田中貢太郎『狼の怪』)〔1880年-1941年〕
- 下から上、または横へと払う。
- 足をすくう。小股をすくう。
活用
動詞:救う
すくう【救う・済う】
- 困っている人を、その困難から抜け出させる。苦しみから免れさせる。
- 少し人心地のする者は皆命に代えて源氏を救おうと一所懸命になった。(与謝野晶子訳『源氏物語』「13 明石」)〔1938年〕
- 「市を暴君の手から救うのだ。」(太宰治『走れメロス』)〔1940年〕
活用
動詞:巣食う
すくう【巣くう・巣食う・巣喰う】
- 鳥などが巣を作り、そこに住む。
- 玄関にツバメが巣食っている。
- 葡萄蔓かとも見ゆる髪の中には、いたいけな四十雀が何羽とも知れず巣食うて居つた。(芥川龍之介『きりしとほろ上人伝』)〔1919年〕
- そして草は高く伸びて、牛の群れが戯れるによく、羽の美しい甲虫が這い廻るによく、人の寝転ぶによく、鳥が巣くうによい。(豊島与志雄『湯元の秋』)〔1924年〕
- 望ましくないものが住み着く。
- 自分は自分の中に巣くう醜と惡とを見て羞恥の爲に飛上らざるを得ない。(阿部次郎『三太郎の日記第二』)〔1915年〕
- 政界の裏面に永く巣くうて来た海千山千の連中だ(大阪朝日新聞 1927年3月2日-3月6日「政党の悩み (1〜5) 憲本連盟の裏」)
活用
語源
古典日本語「すくふ」
発音
- (東京式) すくう [s ù kúú] (平板型 – [0])
- IPA: [sɨ̥ᵝkɯ̟ᵝː]
- (京阪式) すくう
発音
- (東京式) すくう [s ù kúú] (平板型 – [0])
- IPA: [sɨ̥ᵝkɯ̟ᵝː]
- (京阪式) すくう
語源
「助く」が転じたとする説(大槻文彦『大言海』)、「掬う」から意味が派生したとする説(堀井令以知『日常語の意味変化辞典』)がある。
発音
- (東京式) すく う [s ù kúꜜù] (中高型 – [2])
- IPA: [sɨ̥ᵝkɯ̟ᵝː]
- (京阪式) すくう
Printed 2026-06-28.
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Link to original Footnotes
大言海第二卷 https://dl.ndl.go.jp/pid/1902767/1/451 2026年4月17日観覧 ↩
大辞典第15・16巻 (シンハータキン) https://dl.ndl.go.jp/pid/2475035/1/85 2026年4月17日観覧 ↩
Secondary
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